京つう

日記/くらし/一般  |中京区

新規登録ログインヘルプ


2007年07月04日

崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。

京都・新門前通りにあるギャルリー オルフェさん。

ここで扱ってらっしゃるルネ・ラリックの花器に
月に数回お花を生けています。

                崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。
                       ルネ・ラリック 「 ピカルディ 」


ルネ・ラリックの様々なガラスの花器。

アール・ヌーボー様式の自然界からモチーフを得た
ものが多いためか、花を受け止める力がとてもあり
生け手としては非常に生けやすい花器です。
その時々でいろいろな器に替わるのですが
今回の器は・・・

                  
                崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。
                
                 自然光が差し込んできます。
                 光がガラスにまわると、何色とも言えぬ
                 深い輝きがあります。
                
                  
                崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。
                 お花を飾ってあるテーブルの両サイドには、いつも
                 このように花器が置いてあります。
                 置いてあるだけで画になる力があります。 
                
                
                崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。
                 今回はフトイを100本束にして。
                 淡い緑の実をつけたつる梅もどき
                 アンスリュームの鮮やかな赤を口元へ。



細い線のものを束ねて使い、力強さに。
つるものの軽やかさで動きを少し出してあげて、
全体をまとめモダンさを演出するアンスリュームで仕上がります。



   ギャルリー オルフェさんはこちら
      http://www.g-orphee.com/





崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。

Flower Designer's Office
Fairy           
604-8104
京都市中京区高倉姉小路北西角
サンハイム御池301
Tel  075-223-5885
Fax 075-223-5895
hana06kishi@ybb.ne.jp


Posted by Fairy 岸 勝人 at 18:00│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは。いつも遅い時間にすみません。
今回のお写真、すっごく雰囲気ありますね。花器の違いなのか光の違いなのか、ただ単純に感動してしまいます。
東京は今日は1日雨です。京都はどうですか?再来週が楽しみです。
前回の花かざりは生花なのですか?
Posted by ヒナ at 2007年07月04日 23:05
ヒナさま、ありがとうございます。
京都は降ったりやんだり、
いつ雨が降ってもおかしくない曇り空です。
京都のお祭りは、雨が多いような気がします。
天の恵みで洗われ清められているようですね。

おっしゃる通り!!
いつもの花器とこの花器はぜんぜん違います!!
ある意味、花器自体が
完結した美しさを持っているためでしょうか。
文中には「非常に生けやすい」とは書きましたが、
生けるときにとてもパワーが要ります。
ルネ・ラリックの花器そのものが美しく見えるよう
お花を生けるときに考えます。
受け止める力を持っていますが、
気を抜くと・・・合わないときは合わない花に。
なのでこちらも真剣に向かいます。
私のつたない写真ではうまくお伝えできてないと思いますが、
実際にこういうお花〈花器と花〉を
ゆっくり眺め見る時間は、とても贅沢なような気がします。

それから前回の「花かざり」は、
造花をいろいろ組み合わせて作ってあります。
私の弟子が製作したもので、和の色彩を感じます。
バラなどのお花も和の雰囲気があり浴衣とも合うようです。
何作かありますし、もしお時間ご都合付けば
見にいらしてくださいね!!
Posted by Fairy 岸 at 2007年07月05日 11:10
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。