有終の美、お花たちのその後・・・
昨日は大雨、今日は曇り空。
日ごろの行いを見直してみたり・・・
今日は生け替えで忙しい月曜日。
朝から急な配達や打ち合わせが入り、
一日止まる間がなく過ごしました。
なぜか手がつったり足がつったりで、
筋肉痛も少し(笑)
もしかしたら明日がもっとひどかったりして。
昨日の花会の茶花たちは一日を無事終え、
慌しく事務所に帰ってきました。
今回の花会、このお茶花達が大活躍でした。
私の生け方うんぬんよりも、
心惹かれる花達との出会いがあったから
生けられた作品だったと思います。
お茶花は一日花も多く、水揚げが難しいです。
まずは花の余分な葉を取り小分けして
きちんと新聞で丁寧に包みじっくり水あげする、
この下準備がとても大切です。
そうすると実際生けるとき、生けてからも、
水のしゃんとあがったキレのいい
気持ちのいい花を生けることができます。
しゃきっと水の上がった茶花たち、
花の放つ美しさにしみじみ見ほれます。
さて、花会が終わった後のお花たちはというと・・・
事務所に戻ってきて、
最後の最後は自分たちが花を愛で、
そして終わっていきます。
一日裏で出番を待っていたお花達。
水がさがってしまった花、短く切ってしまった花も
ちゃんとあらためて養生して、生けなおしてあげます。
新聞で綺麗に巻いて、
深水にした花瓶で水揚げするとよく水を吸います。
最後の最後の有終の美。
ちゃんとその生命を感じ生け終えることも、
生け手の使命なのでしょうね・・・