涼を飾る、影の主役。

Fairy 岸 勝人

2007年06月30日 13:15

24日以来、梅雨らしい雨は降りませんね(笑)

夏の明るい日差しには
明るい色目の花が良く合います。
種類も少なめ。
あえてガラスの大きな器を見せ、
光やたっぷりの水が器に輝く様子を
楽しむといいですね。


            
            お花は百合のみ。スチールグラスの涼やかな線、
            ほんのわずかなことですが作品に厚みとボリュームを持たせてくれます。

こんな強い日差しのときに登場するのが、
夏場の影の主役?!?
様々な緑の葉たちです。


            
            斑入りのヘデラの葉。
            大きなガラスの器に盛ると、
            涼を頂く夏のお料理のようですね。

            

夏は花の持ちが短く、
また根元が腐りやすいので
こまめな水換えが必要です。
水を換えてあげたお花たち、
とても気持ちよさそうで、また生き生き輝いてきます。

とは言っても毎日の水換え、大変は大変です。

たまには丈夫な緑ばかりで生けてみるのもいいですね。
意外といろいろなニュアンスの違うグリーンがあって、
緑の生け花、投げ入れも素敵です。

でも丈夫な緑の葉ですが、
お水を絶やさないこと!
そしてたまに霧吹きなどで表面を潤してあげることも
忘れないでくださいね。



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