崇高なる美の造形、ルネ・ラリック。

Fairy 岸 勝人

2007年07月04日 18:00

京都・新門前通りにあるギャルリー オルフェさん。

ここで扱ってらっしゃるルネ・ラリックの花器に
月に数回お花を生けています。

                
                       ルネ・ラリック 「 ピカルディ 」


ルネ・ラリックの様々なガラスの花器。

アール・ヌーボー様式の自然界からモチーフを得た
ものが多いためか、花を受け止める力がとてもあり
生け手としては非常に生けやすい花器です。
その時々でいろいろな器に替わるのですが
今回の器は・・・

                  
                
                
                 自然光が差し込んできます。
                 光がガラスにまわると、何色とも言えぬ
                 深い輝きがあります。
                
                  
                
                 お花を飾ってあるテーブルの両サイドには、いつも
                 このように花器が置いてあります。
                 置いてあるだけで画になる力があります。 
                
                
                
                 今回はフトイを100本束にして。
                 淡い緑の実をつけたつる梅もどき
                 アンスリュームの鮮やかな赤を口元へ。



細い線のものを束ねて使い、力強さに。
つるものの軽やかさで動きを少し出してあげて、
全体をまとめモダンさを演出するアンスリュームで仕上がります。



   ギャルリー オルフェさんはこちら
      http://www.g-orphee.com/







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