個性の強いお花は・・・
蘭の花は種類も多く、
暑いところの花なので暑さにも比較的強いので
アンスリュームと同様に
この時期から生けることが多くなります。
色もビビットであったり
逆に白く爽やかであったり・・・
ただ、この蘭の花たち。
よくよく見ると花の顔が連なっているところが
ばらばらごちゃごちゃした雰囲気になったりしてしまいます。
自分で生けていても
どこかすっきりせず、ぱらぱらした感じがします(笑)
そういう時は・・・
花の顔を固めて「色あい」として見て、
その色が綺麗に映えるように
後ろを面の葉の緑で背景をつくってあげます。
今回はぎぼうしとモンステラの葉。
この2種も微妙に色の濃淡があり
面が重なりべたっとなりそうなところに
少し陰影を感じさせてくれます。
思い切ってこの取り合わせに
黄色のオンシジュームもチャレンジ。
いかがでしょう?!
顔のはっきりした、色のはっきりした
個性と個性の取り合わせ。
面の葉もある意味個性が強いですよね。
夏場には涼しげなあっさりした花を生けますが、
逆にこってりした、色のはっきりした元気な花も生けたりします。
何だか夏ばて予防の感じですね。
そうめんとスタミナ炒め?!(笑)
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