スイトピーと麦
年末年始はお花の市場も
イレギュラーで行われます。
松の市であったり梅の市であったり、
千両市であったり。
それらは皆さん(お花屋さん)が
年末年始大量に使うので、
大量に売り買いされます。
自然と普通の切花の種類は乏しくなります。
お正月を迎える花として、
松・南天・千両・蘭などが一般的なので
日常の切花はほんの少しお休みです。
年が明けて市場が再開しても
徐々にと言う感じで種類が増えていきます。
人間でもこんなに寒いですし・・・
お花も寒さに耐え大変ですね。
スイトピーと麦(むぎ)。
スイトピーの可憐な姿、
暖かい春のイメージがあり
一見ひらひら華やかさが目につきますが、
こんな寒い時期からしっかり
凛とした姿で咲いているのを見ると
気丈で自分の意思をしっかり持った
それでいて透明感がある人のように見えます・・・・
いえ、思います(笑)
麦の初々しい緑は、
椿の深い緑を見てきた秋冬から
確実に春へ向かっていることを感じさせてくれます。
スイトピーの花を固めて生けるときは、
一枚目のように花だけ(色のかたまり)で見せたり
花と花の間に緑(何か葉っぱ)をはさんで
色をきり、変化を付けてみたり。
京都市内も雪が降りそうな空模様ですね。
花屋さんに春仕様の菜の花や
色とりどりのスイトピーが並ぶ前に・・・
このきりっと寒い中で
椿が生けてみたくなりました。
Fairy
604-8104
京都市中京区高倉姉小路北西角
サンハイム御池301
Tel 075-223-5885
Fax 075-223-5895
hana06kishi@ybb.ne.jp
関連記事