京つう

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2008年05月15日

夏はぜ

今年「初」夏はぜを生けました!
初夏は青葉の清涼感を、
秋は紅葉した渋く落ちついた色合いで。
この時期から季節に沿って
いろいろな表情を見せてくれます。



夏はぜ


枝ものを生ける時には、
木の太い幹から葉が出ているところが
自然の姿でもあり
力強さを感じるところでもあります。
なので、なるべくこの幹を生かしつつ・・・

葉が混みあっているところがあったり
(あまりスカスカだと弱々しく感じますね)
夏はぜ

風が抜けるような、
木漏れ日が差し込むような
涼しげな部分があったり
(少し暑くなってきたので、軽さも必要ですね)
夏はぜ



葉が綺麗に見えるように余計な葉を
掃除はしてありますが
実はこの枝、
そんなにさばいたりつくりこんだりしていません。

自然な姿が、
葉が混み入って人々に木陰を作ったり、
葉が透けているところから明るい日差しを感じたり・・・
この一枝がまさしく、大木の縮小版。


その姿、その美しさを、
山々の木々が美しいように
そのまま、生けられていたらいいなと思います。

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タグ :夏はぜ

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Posted by Fairy 岸 勝人 at 21:32│Comments(2)生け花
この記事へのコメント
ステキな作品いつも拝見しています。
 なぜか今年、自然の移ろいが心にしみます。年のせいかな?。桜の美しさ、ふるさと伊根の里山と限界集落になりつつある現実。
 今、京都は東山も比叡の山並みも、妙法も椎の若芽がきいろく存材をアピール。まして雨上がりの今日は、気候も葵祭にふさわしく落ち着いて、、、。
 大田神社の花菖蒲派はよ見にいかなと焦っています。明日の早朝いこ!
Posted by 浦 さち子 at 2008年05月15日 23:12
浦様 ありがとうございます。
 新緑がきれいな季節です。
自然の移ろいを感じるのは年齢に係わらず、
感性豊かにすごしていらしゃることだと思います。 
花に携わる仕事をしている私ですが
郊外に出かけると、自生の植物に
心しみいる事がよくあります。

かきつばた・菖蒲 いいですね~
Posted by Fairy 岸 勝人Fairy 岸 勝人 at 2008年05月16日 21:42
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